「記事を書いても書いても、アクセスがゼロのまま…」
ブログを始めて1年以内なら、ほとんどの人がこの壁にぶつかります。僕も最初に作ったインターネット回線のブログで、まったく同じ経験をしました。
原因は文章力ではありません。戦う場所(キーワード)を間違えていることが、ほとんどです。
この記事では、ブログ歴2年・6ジャンルのブログを運営してきた僕が、実際に試して手応えのあった「穴場キーワードの見つけ方」を紹介します。
- 穴場キーワードの探し方5選
- 僕が実際に狙ったキーワードと、Search Consoleの実データ
- 逆にやってはいけない失敗パターン
机上の空論ではなく、成功も失敗もそのまま公開します。「書いているのに読まれない」を抜け出すヒントにしてください。
穴場キーワードとは?
穴場キーワードとは、検索需要があるのに競合が少なく、個人ブログでも上位表示を狙いやすいキーワードのことです。
ブログのアクセスは「記事の質 × キーワード選び」で決まります。どれだけ良い記事でも、大手サイトがひしめくキーワードでは2年目の僕でも勝てません。逆に、競合がスカスカの場所なら初心者の記事でも1ページ目に入れます。

穴場キーワードの条件は次の4つ。順番に説明します。
- 検索ボリュームがある
- 競合が弱い
- 大手サイトが参入していない
- まだ多くの人が気づいていない
検索ボリュームがある
大前提として、誰かに検索されているキーワードであることが条件です。
「競合がいない」だけなら簡単に見つかります。ただ、検索する人がいなければ、1位を取ってもアクセスはゼロのまま。
目安としては、月間検索ボリューム10〜100程度あれば十分です。「少なすぎる」と感じるかもしれませんが、この規模のキーワードを10記事、20記事と積み上げていくのが個人ブログの基本戦略になります。
競合が弱い
実際にそのキーワードで検索したとき、上位に出てくるのが次のようなページなら狙い目です。
- 個人ブログが1ページ目に複数いる
- タイトルにキーワードがそのまま含まれていない記事ばかり
- 質問サイト(Yahoo!知恵袋など)や掲示板が上位にいる
特に「タイトル不一致」は分かりやすいサインです。誰もそのキーワードを狙って記事を書いていない証拠なので、ピンポイントで答える記事を書けば食い込めます。
大手サイトが参入していない
検索結果の1ページ目が企業サイト・公式サイト・大手メディアで埋まっているキーワードは、どれだけボリュームが小さくても避けます。
ドメインの強さが違いすぎて、記事の質では逆転できないからです。僕が最初のブログで失敗したのも、まさにここでした(詳しくは後述します)。
まだ多くの人が気づいていない
最後の条件は「鮮度」です。
新しいサービス・新しいツール・新しい悩みに関するキーワードは、検索する人が増え始めているのに、答える記事がまだないという状態が生まれます。ここに先回りできれば、弱小ブログでも一番乗りで上位を取れる可能性が高いです。
僕が考える「本当に狙うべき穴場キーワード」の条件
ここからは一歩踏み込んで、僕が記事を書くかどうかを決めるときの基準を紹介します。
単に「検索数が少ないキーワード」ではなく、将来的にアクセスや収益につながるかまでセットで考えるのがポイントです。
穴場キーワードは「見つけて終わり」ではありません。書いた記事がブログ全体の集客や収益にどうつながるかまで考えると、書くべきキーワードは自然と絞られます。
競合が書いていない
検索結果を見て、「このキーワードに正面から答えている記事がない」と感じたら最有力候補です。
関連する記事はあっても、知りたいことにズバリ答えるページがない。そういうキーワードは、検索した人が「結局どれを読めばいいの?」と困っている状態です。そこに1記事で完結する答えを置けば、後発でも選ばれます。
アフィリエイト案件が少ない
意外かもしれませんが、アフィリエイト案件が少ないジャンルほど穴場です。
理由はシンプルで、報酬が大きいジャンルには企業サイトとベテランアフィリエイターが殺到するから。逆に「お金の匂いがしない」キーワードは、ライバルがそもそも参入してきません。
ただし案件が「ゼロ」だと収益化の道がなくなります。狙うのは「案件が少ない・まだ知られていない」キーワード。収益は関連記事や別の案件への導線で回収する設計にしましょう(詳しくは失敗パターンの章で解説します)。
新しいサービス・AIツール関連
今いちばん熱い穴場が、新しいAIツール・新サービス系のキーワードです。
新しいツールは検索需要が急に生まれるのに、解説記事を書ける人がまだ少ない。つまり「需要が先、供給が後」の状態が一定期間続きます。大手メディアが網羅記事を出す前に、実際に使った体験ベースの記事を出せれば先行者になれます。
個人の体験が武器になる
最後は、「自分が実際にやってみた」が価値になるキーワードです。
企業サイトは一般論しか書けません。「実際にやったらこうだった」という一次情報は、個人ブログだけの武器です。Googleも近年は経験(Experience)を評価する傾向を強めているので、体験を書けるキーワードは積極的に狙う価値があります。

検索ボリュームだけ見ていると、実は穴場を見逃します。数字よりも『誰が上位にいるか』を見るのがコツですよ
穴場キーワードの見つけ方5選
ここからが本題です。僕が実際に使っている探し方を5つ紹介します。
| 探し方 | 難易度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ①Search Consoleから拾う | ★☆☆ | 記事が10本以上ある人 |
| ②ラッコキーワードで広げる | ★☆☆ | これから記事を増やす人 |
| ③別ブログでテストする | ★★★ | 複数ブログを持っている人 |
| ④新着アフィリエイト案件を調べる | ★★☆ | 収益化を急ぎたい人 |
| ⑤未来を予測して先行投資する | ★★☆ | トレンドに敏感な人 |
①Search Consoleから拾う
すでに記事をいくつか公開しているなら、Search Consoleが最強の穴場キーワード発掘ツールになります。
手順は簡単です。
- Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開く
- 「クエリ」タブで、表示回数があるのに順位が低いキーワードを探す
- 狙っていないのに表示されているキーワードがあれば最有力候補
Googleが「この記事、このキーワードにちょっと関係あるかも」と判断して表示してくれているわけです。つまり需要が実在することがデータで証明済みのキーワード。そのクエリ専用の記事を新しく書けば、最初からGoogleに認識されやすい状態でスタートできます。

↑ここが穴場の種
②ラッコキーワードで候補を広げる
記事がまだ少ない人は、ラッコキーワードでサジェスト(検索候補)を一気に取得するところから始めます。
ポイントは、取得したキーワードをそのまま使わないこと。
- メインキーワードを入力してサジェスト一覧を取得する
- 気になるキーワードを実際にGoogleで検索してみる
- 個人ブログが1ページ目にいるかを必ず確認する
この「実際に検索して確認する」工程を挟むかどうかで、結果が大きく変わります。ツールの数字だけで選ぶと、開いてみたら企業サイトだらけ…ということが本当に多いんです。
③別ブログでテストする
複数のブログを運営しているなら、サブブログで先にテスト記事を出して反応を見るという方法があります。
- サブブログで候補キーワードの記事を短めに書く
- 1〜2ヶ月後にSearch Consoleで表示回数と順位を確認
- 反応が良かったキーワードだけ、メインブログで本気の記事にする
正直に言うと、この方法は僕もまだ試せていません。ただ、6ジャンルのブログを持っている僕の環境なら相性が良いはずなので、近いうちに検証して結果をこのブログで公開する予定です。
ブログが1つしかない人は、無理に増やす必要はありません。①と②だけでも穴場は十分見つかります。
④新着アフィリエイト案件を調べる
収益化までセットで考えるなら、ASPの「新着案件」をチェックする方法が効率的です。
僕が使っているのはA8.netともしもアフィリエイトの2つ。新着案件には、こんな特徴があります。
- サービス自体が新しい=解説記事がまだ少ない
- 「サービス名+評判」「サービス名+使い方」などのキーワードがほぼ空席
- 案件があるので、上位を取れればそのまま収益になる
「穴場キーワード」と「収益化」を同時に満たせる、個人ブログ向きの探し方です。
もしもアフィリエイト – がんばる個人のためのアフィリエイト 初心者にも | もしもアフィリエイト
⑤未来を予測して先行投資する
最後は上級者向けですが、リターンが一番大きい方法です。
「これから検索される」キーワードを予測して、需要が爆発する前に記事を置いておくという考え方。たとえば次のような情報源が使えます。
- AIツールの新機能・アップデート情報
- 新サービスのリリース・発表ニュース
- 海外で流行り始めたもの(日本に来るのは数ヶ月後)
検索ボリュームを調べても「0」と表示される段階で書くので、ツールの数字は当てになりません。だからこそ大手もアフィリエイターもまだいない、完全な空き地です。外れることもありますが、当たれば長期間そのキーワードの「最初の1記事」でいられます。
【実体験】僕が実際に穴場キーワードを探した方法
ここからは、実際に僕がこのブログで試した流れを、数字を隠さずそのまま紹介します。
狙ったキーワード
狙ったのは「検索キーワードの順番は順位に影響するのか?」というキーワードです。
「ブログ 始め方」と「始め方 ブログ」で検索結果は変わるのか?という、ブログ運営者なら一度は気になる疑問ですね。

なぜ狙ったのか
きっかけは、他のブログ記事を読んでいたときでした。記事内のリンクでこの話題を見かけて、「そういえば実際どうなんだろう?」とGoogleで直接検索してみたんです。
すると検索結果はこんな状態でした。
- キーワードにズバリ答えている記事がほとんどない
- 上位にいるのは関連はあるけど答えになっていないページ
- 大手SEOメディアはこの細かい疑問を正面から扱っていない
「検索した僕自身が答えを見つけられなかった」——これが穴場キーワードのサインです。自分が困ったということは、同じように困っている人が必ずいます。

ツールで見つけたんじゃなくて、自分が検索して困ったのがきっかけでした。『検索したのに答えがない体験』は穴場発見のチャンスです
結果はどうだったか
記事公開から約2ヶ月後、直近28日間のSearch Consoleのデータがこちらです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 表示回数 | 129回 |
| 平均掲載順位 | 26.1位 |

正直に言うと、まだ「上位表示に成功した」とは言えない数字です。3ページ目ですからね。
ただ、注目してほしいのは大したPVも出せていない弱小ブログの記事が、公開2ヶ月で26位まで来ているという点。強いキーワードなら圏外(100位以下)から動きもしません。実際、月129回の表示が付いているということは、需要が実在し、Googleが記事を評価し始めているということです。
新しい記事の順位は、評価が安定するまで数ヶ月かけて上がっていくのが普通なので、ここからじわじわ上がっていく見込みです。この記事で経過もまた報告します。
失敗したパターン
逆に、僕の一番の失敗談も話しておきます。
ブログを始めて最初に作ったのは、インターネット回線のブログでした。「光回線 おすすめ」「○○光 評判」のような、報酬単価が高いキーワードばかり狙っていたんです。
結果は全滅。理由は今なら分かります。
| 項目 | 最初の回線ブログ(失敗) | 今回(穴場狙い) |
|---|---|---|
| 上位の競合 | 企業サイト・大手メディアだらけ | 個人ブログ+答えのない記事 |
| 検索ボリューム | 大きい | 小さい(10〜100) |
| 報酬単価 | 高い(だから皆殺到する) | ほぼなし |
| 順位 | 圏外のまま動かず | 2ヶ月で26位 |
回線ジャンルは報酬が高いぶん、企業とプロのアフィリエイターが総力戦をしている場所です。そこに初心者が一般論の記事で挑んでも、土俵にすら上がれません。
「報酬が高いキーワード」は「競合が最強のキーワード」と同じ意味。これを身をもって学びました。
穴場キーワードを探すときに使ったツール
僕が実際に使っているツールは4つです。先に言っておくと、ツールは補助で、大切なのは使い方。高い有料ツールは必要ありません。
ラッコキーワード
サジェスト(検索候補)を一覧で取得できる定番ツールです。無料で使えます。
僕の使い方は「候補を広げる専用」。ここで出てきたキーワードを鵜呑みにせず、必ず実際に検索して競合を確認します。ラッコキーワードは「タネを見つける道具」と割り切るのがちょうどいいです。
Ubersuggest
検索ボリュームの確認に使っています。無料版で十分です。
無料版は1日の検索回数に制限がありますが、「このキーワード、月に何回くらい検索されてる?」を確認するだけなら問題ありません。僕は穴場候補が月10〜100回の範囲に入っているかのチェックに使っています。


Google Search Console
見つけ方①で紹介したとおり、実データで需要を確認できる唯一のツールです。しかも無料。
他のツールが「推測値」を出すのに対して、Search Consoleは「あなたのブログが実際に何回表示されたか」という事実を見せてくれます。記事が10本を超えたら、月1回はクエリ一覧を眺める習慣をつけるのがおすすめです。
ChatGPT
僕のAI活用は、ちょっと変わった2段構えです。
- 書きたい記事のタイトルを自分で作る
- ChatGPTに「このタイトルを読みたい人が実際に検索しそうなキーワード」を出してもらう
- 出てきた候補をClaude Codeに渡して、個人ブログが上位に出ているキーワードはどれかをリサーチしてもらう

ポイントは、AIの答えをそのまま信じないこと。ChatGPTは「検索されそうなキーワード」を考えるのは得意ですが、今のGoogleの検索結果までは正確に知りません。だから候補出しはChatGPT、競合チェックは実際の検索結果(僕の場合はClaude Codeに代行させる)と役割を分けています。
穴場キーワード探しでやりがちな失敗
探し方を間違えると、穴場どころか「誰にも読まれない記事」を量産することになります。僕がやらかしたものも含めて、4つ紹介します。
検索ボリューム0だけを狙う
「競合ゼロのキーワードを見つけた!」と思ったら、検索する人もゼロだった。初心者が一番やりがちな失敗です。
ボリューム0でも狙っていいのは、見つけ方⑤の「未来予測」のようにこれから需要が生まれる根拠がある場合だけ。根拠なくボリューム0を量産しても、1年後もアクセスはゼロのままです。迷ったら月10〜100を目安にしてください。
競合分析をしない
ツールの数字だけ見て、実際の検索結果を一度も見ずに書き始めるパターンです。
検索ボリュームが小さくても、1ページ目が企業サイトで埋まっているキーワードはいくらでもあります。記事を書く前に必ずそのキーワードで検索して、「ここに自分の記事が割り込めるか?」を自分の目で確認しましょう。30秒でできる作業で、数時間の執筆が無駄になるのを防げます。
収益化を考えていない
穴場キーワードで上位を取れても、その先の導線がなければ収益はゼロです。
僕の回線ブログは「収益キーワードだけ」を狙って失敗しましたが、逆に「収益をまったく考えない」のも同じくらい問題。理想は次の形です。
- 穴場キーワードの記事でアクセスを集める
- 記事内から収益記事や案件へ内部リンクでつなぐ
- 案件はA8.netやもしもアフィリエイトの新着からマッチするものを探す
「集客記事」と「収益記事」の役割分担を、書く前に決めておくのがコツです。
YMYLジャンルを攻める
YMYL(Your Money or Your Life)は、健康・医療・お金・法律など、人の人生に大きく影響するジャンルのことです。
このジャンルは、Googleが「信頼できる組織・専門家のサイト」を極端に優遇します。つまりどれだけ競合が少なく見えても、個人ブログはほぼ評価されません。一見穴場に見えるキーワードがあっても、YMYLに該当するなら撤退が正解です。
「病名+治し方」「投資+おすすめ」「サプリ+効果」などはすべてYMYL。穴場に見えたら、まずジャンル自体を疑ってください。
よくある質問(FAQ)
- Q穴場キーワードは検索ボリューム何件から狙うべき?
- A
月間10〜100回を目安にしてください。
100を超えると競合が増え始め、10未満だと上位を取ってもアクセスがほぼありません。ただし「これから伸びる根拠がある」新サービス系キーワードなら、ボリューム0でも先行投資する価値があります。
- Q初心者でも見つけられる?
- A
見つけられます。むしろ初心者ほど穴場キーワード一択です。
記事が10本以上あるならSearch Consoleのクエリから、まだ少ないならラッコキーワード+実際の検索結果チェックから始めてください。ドメインが弱いうちにビッグキーワードへ挑むほうが、よほど難易度が高いです。
- Qロングテールキーワードとの違いは?
- A
似ていますが、見ている軸が違います。
ロングテールキーワード 穴場キーワード 基準 語数が多い・ボリュームが小さい 競合が弱い 注意点 ロングテールでも競合が強いものはある ボリュームの大小は問わない ロングテールは「キーワードの形」の話、穴場は「競合状況」の話。ロングテールの中から、競合が弱いものを選んだのが穴場キーワードと考えると分かりやすいです。
- QChatGPTだけで探せる?
- A
候補出しまでなら可能ですが、ChatGPTだけで完結させるのは危険です。
ChatGPTは現在のGoogle検索結果を正確には知らないので、「競合が弱いか」の判断ができません。候補をChatGPTに出してもらい、競合チェックは必ず実際の検索結果で行う。この組み合わせなら、AIは強力な時短ツールになります。
まとめ|穴場キーワードは「検索数」より「競合の少なさ」を見る
僕が実際に試して感じたのは、検索ボリュームよりも競合状況を見るほうがずっと大切だということです。
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 穴場キーワード=需要があるのに競合が弱いキーワード(目安は月10〜100回)
- 探し方は5つ。まずはSearch Consoleとラッコキーワード+実検索チェックから
- 僕は「検索キーワードの順番」で、弱小ブログでも2ヶ月で26位まで到達
- 報酬の高いジャンル(僕の場合は回線)への正面突破は初心者には無理ゲー
- ボリューム0の量産・競合分析サボり・YMYLは避ける
完璧なキーワードを探して止まってしまうより、「これかも?」と思ったら検索して確認し、書いてみて、Search Consoleで答え合わせをする。このサイクルを回した人から伸びていきます。

誰も書いていない場所を探す方が、大手と正面から戦うよりずっと楽です。まずは1つ、今日見つけたキーワードで書いてみてください
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