副業を始めたくても、「時間がない」という悩みで止まっている人は多い。
実際、僕もそうでした。
子育て、家事、フルタイムの仕事。
毎日が目の回るような忙しさで、気づけば1日が終わってる。
夜になれば体力も気力も尽き果てて、パソコンを開いたまま半分夢を見ている──そんな日が続いていました。
「このままでいいのか」と焦りだけが募っていた頃、
いわゆる“成功者”たちが朝を制しているという話をよく目にするようになって──
とにかく「今のままじゃダメだ。何か変えたい」という思いで、僕は朝活を始めました。
最初は副業のためじゃありませんでした。
ただ散歩に出て、静かな街を歩きながら自分と向き合う時間を作っていました。
その中で、「朝って、こんなに気持ちが整うんだ」と実感できたんです。
やがてその時間は、少しずつ“行動の時間”へと変わっていきました。
本を読む、調べる、アイデアを練る──
そして今では、朝時間は完全に“副業のための時間”になっています。
毎朝3時に起きて、目標は1日3時間。
ただ、仕事の出勤が早いので満足に取れない日もあります。
そんなときは、休日に繰り越したり、夜に少し作業したりと補っています。
でもやっぱり、夜はダメなんです。
眠すぎて、集中なんてできない。
気づけば画面を見つめたまま止まっていたりする。
昼間だって厳しい。
妻が家事をしてくれている間、僕は子どもを見ている。
パソコンを開けば、すぐにキーボードを叩かれたり、ディスプレイを触られたりして作業どころじゃない。
だから、僕にとって朝時間は“唯一確保できる時間”でした。
この時間をどう活かすかで、未来は大きく変わる──
それを少しずつ実感し始めた僕が、
どう朝時間を副業に活かしてきたか、リアルにお伝えしていきます。
「時間がない」のではなく、「使える時間に気づいていなかっただけ」
それが、僕が朝活で得た一番大きな気づきでした。
朝活×副業がパパに最適な理由【静けさ・集中・罪悪感ゼロ】
子育てをしながら副業を続けていく中で、僕が一番大切にしているのは「家族とのバランス」です。
本業が終わって、やっと落ち着いた夜──
本来なら副業に集中したい時間帯ですが、現実はそんなに甘くない。
子どもが寝静まったとしても、自分の体は限界に近く、頭はぼーっとしていて、作業しているようで“していない”状態になる。
正直、半分夢を見ながらパソコンを触っていた夜もあります。
休日の昼間も、いざ集中しようと思えばできる。
でも、隣の部屋で妻が家事をしながら子どもを見てくれている──そう思うと、気持ちのどこかで「申し訳なさ」がぬぐえない。
自分だけ別の部屋で作業することが、どこかで負担になってしまうんです。
それが知らず知らずのうちに、作業の集中力や持続力に影響していることもありました。
だから、僕にとっての“答え”は「朝」でした。
朝は、誰にも邪魔されない“完全な自分時間”。
まだ真っ暗なうちに起きて、
静かな部屋でパソコンの前に座ると、空気がまるで違う。
脳が冴えていて、手も思考もよく動く。
自分が未来に向かっているという実感が、静かに、でもはっきりと込み上げてきます。
もちろん、朝だって完璧な環境ではありません。
ときには、子どもが思ったより早く起きて泣き始め、作業を中断することもある。
でも、それでもなお、朝時間が最も作業がはかどる時間帯だという実感は揺らぎません。
それに、朝に副業を済ませておくと、その日1日の気持ちがまるで違います。

今日はもう、自分のために動けた
そんな達成感が、仕事中のイライラや焦りすら減らしてくれる。
副業をしているというよりも、自分の人生に主導権を取り戻しているような感覚なんです。
僕のように、「時間がない」と悩みながら、
家族との時間も大切にしたいと考えているパパにとって、
朝時間は、最も効率的で、最も罪悪感のない“副業の時間”になります。
実録|子育てパパの朝活ルーティン【3:30起き・即作業モード】

僕の朝は、だいたい3時半に始まります。
もっと早く起きられそうな日は、それも良し。
逆に、4時をすぎるような自然起床が続いたら、アラームを使ってリズムを調整します。
この“調整”も含めて、朝活は身体と生活を整える感覚があるんです。
起きてまずやるのは、トイレ。
そのあと、コーヒー用のお湯を沸かします。
その間に──もう作業を始めています。
朝の静けさの中、マグカップの湯気と、パチパチとタイピングする音だけが響く部屋。
それが、僕の最高のスタートラインです。
今は、ブログに一本集中しています。
副業といっても、あれもこれも手を出すと全部が中途半端になる。
だから、ブログの執筆・リライト・構成にガッツリ時間をあてるようにしています。
少し疲れてきたときは、X(旧Twitter)の運用で軽めの作業へ切り替え。
完全に手を止めずに、作業の“呼吸”を続けるための流れです。
以前は「朝活=散歩や瞑想で整える」みたいなイメージもありました。
実際、始めたばかりの頃は散歩をしていた時期もあります。
でも──今は違う。
「時間が足りない」じゃない、「使い方が足りない」──
そう気づいてからは、無駄な時間はどんどん削ぎ落としていきました。
やってよかったことは、副業の作業そのもの。
どれだけ少しでも進めば、自信にもなるし、生活の主導権を取り戻した気になれる。
逆に、「やらなくてよかったな」と思うのは、散歩や瞑想。
もちろん心には良いけれど、今の僕にとってはそれすらも“優先順位の後ろ”。
とにかく朝は、動くこと・進めることに集中しています。
副業初心者が初めにやる事五選はこちらをご覧ください。

朝活を続けるための5つの工夫とマインドセット
──会社への怒りすら、エネルギーに変えて
正直、朝活を続けるのは簡単ではありません。
睡眠時間は、5時間ほど。
できれば夜7時には寝たい。でも、現実はそうもいかない。
仕事が遅くまであるし、子どもとの時間も削りたくないから、
「本気でやりたいこと」と「家族との時間」の間でいつも綱引きをしています。
でも、そんな日々の中でも朝はやってくる。
眠いときもあります。体調が万全じゃないときもある。
でも──“作業をしないまま出勤する”というのが、僕にとっては一番最悪なスタートなんです。
だから、どんなに眠くても思い出す。

これをやらずに、今日もあの会社に行くだけの1日になるのか?
と。
そう考えれば、眠気すら“行動の燃料”に変わっていく。
① ストップウォッチで“自分の時間”を可視化
僕は、スマホでストップウォッチを使って、
朝に作業した時間を記録しています。
「何時間やったか」が見えると、小さな達成感が積み重なる。
それが、

今日も動けた。未来に一歩進めた。
という確信になっていくんです。
② 子育てと夫婦のバランスを“時間”で解決
休日は、妻が少しでも休めるように、
朝は僕が子どもの面倒をみるようにしています。
平日は夜泣き対応など妻に任せっきりだから、ここは僕の番。
それでも、副業に使う3時間は絶対に捻出。
1日3時間×月トータルで逆算し、

今日はこの時間は絶対にやる
と決めた日は、
作業が終わった後は妻のリクエストに全力で応えるようにしています。
──家庭も、副業も、どちらも本気だからこそ、時間でバランスを取る。
③ モチベーションは「会社への怒り」

モチベ下がったらどうしてるの?
と聞かれることもありますが、
正直、僕はあまりモチベーションが下がらないタイプかもしれません。
なぜなら──
「このまま、会社のためだけに生きて終わるなんて、まっぴらごめんだ」
という怒りが、常にエンジンになっているから。
眠くても、少し具合が悪くても、
「ここで止まったら、一生このままじゃないか?」という恐怖がある。
それが、僕を机に向かわせてくれる。
④ 朝活は“体に染み込ませるもの”

毎日3時半に起きる。
最初はアラームで無理やりだったけど、今では自然と目が覚めるようになった。
リズムが崩れたらまたアラームで調整する──そんな繰り返しの中で、
朝活は“歯磨きと同じレベルの習慣”になったと感じています。
⑤ 続けるためのコツは、「やらなかった未来」を想像すること

今日はもう眠いし、やめようかな
そんなときは、“今作業をしなかった場合の自分”をリアルに想像します。
その自分は、焦ってる。
今日も前に進めなかったと、自己嫌悪している。
だったら、今ここで動いておいた方が、絶対にいい。
朝活×副業で変わった3つのこと
──走り続けるのはもう苦じゃない

何かしら成功したい。お金持ちになりたい。自由になりたい。
そんな気持ちは前からあった。
でも、かつての僕にはそれがただの“願望”でしかなかった。
けれど──朝活を通じて、漠然とした願いが“道”に変わった。
うっすらだった地図に線が引かれた。あとは、進むだけ。
でも僕はただ走るだけじゃない。
時には顔を上げ、もっと効率のいい“タクシー”を探しながら走り続けている。
1. 思考が“夢想”から“戦略”に変わった
朝活を始めた当初は、毎朝ただ散歩をしていた。
それはそれで気持ちよかったし、頭もクリアになった。
でも今は違う。
朝活の時間は、完全に“未来を変えるための時間”になっている。
漠然と

自由になりたい
と思っていた日々から、
「このルートで行けば自由になれる」と確信を持てる日々へ。
僕は、今まさにそのルートを歩いている。
2. 本業は“副業のための体力温存”に変わった

朝活をしていると、当然ながら眠くなる。
昼間、特に午後は本当に眠い。
でも、それでもいい。
僕はもう、“本業のために生きてるんじゃない”から。
仕事のパフォーマンスが多少落ちたとしても、
副業の時間に集中できていれば、それでいい。
むしろ、「本業してるから副業に集中できない」という日が来たら、
もう本業を辞めるタイミングなんだと思っている。
3. 家族の時間は確保、でも体力が限界
朝活にシフトしたおかげで、
日中や夜は家族との時間をしっかり取ることができている。
だけど──
夜はすぐ眠たくなってしまうし、休日に出かけていても途中で眠気が襲ってくる。
これは間違いなく、“気合”だけでは乗り切れない壁。
今は踏ん張れていても、ずっと続けられるとは思っていない。
だからこそ、早く本業を辞めて、
“体力をすり減らさない働き方”にシフトしたい。
時間帯 | 状態 | 影響 | 備考 |
---|---|---|---|
朝(3:30〜7:00) | 集中できる・作業効率◎ | 副業が最もはかどる時間帯 | 静かで誰にも邪魔されない |
日中(9:00〜17:00) | 眠気あり・パフォーマンス低下 | 本業の効率は下がるが割り切っている | 副業優先のため割り切っている |
夜(19:00〜22:00) | 眠気強く活動不可 | 家族との会話や作業が困難に | 早寝の影響/活動限界 |
休日(外出時) | 眠気が突然襲う | 家族との外出中も眠気で支障が出る | 体力的に継続は難しい |
最後に:一発逆転ではなく、“一歩ずつ”の積み重ねで
以前は、どこかで「いきなり月100万円」なんて夢を見ていた。
でも今は違う。
一歩ずつ、段階を踏んで、理想の形に近づけていく──そんな感覚で動いている。
気づけば、僕の人生は“待つ側”ではなく、“仕掛ける側”に変わっていた。
🔸 一発逆転ではなく“一歩ずつ”を選んだ理由
- 昔は「副業=短期間で大金が稼げるもの」と誤解していた
- 朝活や積み重ねの副業を始めてから、現実的な成長曲線に気づいた
- 成果が出なくても、「前進している実感」があるだけで続けられる
- 行動しなければ何も変わらないが、行動すれば人生が動くと知った
- 今では、「受け身の人生」から「仕掛ける人生」へシフトした自覚がある
- 小さな積み重ねが、いつか大きな成果になると本気で信じられるようになった
まとめ|朝の1時間が、人生の選択肢を広げてくれる

副業を始めてから、僕の中で一番変わったこと──
それは、「時間」に対する意識だった。
以前はなんとなく流れていた1日が、
今では「どこで何をやるか」の選択と決断の連続になった。
だからこそ、意味のない残業や空虚な時間には、苛立ちすら覚える。
“自分の人生を取り戻す”ために、今この時間を使っているんだという実感があるから。
朝の1時間は、未来への“投資時間”
朝の静かな時間に作業をすることで、
僕は“自分の人生をつくっている”という確かな手応えを得てきた。
もちろん、健康や睡眠とのバランスは課題だ。
「体力を削ってでも、未来をつかみにいく」──そんなフェーズに、今は立っている。
独立できたら、ちゃんと寝る。そう決めている。
でも、今はまだ勝負の時だ。
だから僕は、これからも朝活を続けていく。
🌅 朝の1時間は“未来への投資時間”|リアルなバランスと向き合い方
項目 | 内容 |
---|---|
✅ 朝活の意義 | 自分の人生をつくるための“主導権を取り戻す時間” |
💡 得られる実感 | 作業が進む → 成果が出る → 自信が生まれる |
⚠️ 現在の課題 | 睡眠不足、健康への負荷、日中の眠気 |
🧠 優先順位の変化 | 本業のクオリティ<副業への集中 |
🔄 今のフェーズ | 体力を削ってでも未来をつかみにいく「勝負期間」 |
💤 独立後のビジョン | 睡眠時間をしっかり確保して“持続可能な働き方”へ移行 |
🔁 継続する理由 | 小さな前進が未来につながっている実感があるから |
時間がないあなたへ、伝えたいこと
よく

瞑想がいい。散歩で脳が冴える。本を読め。
と言われる。
──全部、本当にそうだと思う。僕も最初はやっていた。
でも、時間が足りない人が最優先すべきなのは、“実際の作業”だ。
書く、作る、発信する──そういった「前に進む行動」こそが、未来を変える。
まずは、土台をつくる。
選べる人生を手に入れるための、基盤づくりが最優先なんだ。
一歩を踏み出したあなたに
「たった1時間」で未来なんて変わらない。
──そう思うかもしれない。でも、僕は少しずつ変わっている。
人生の主導権を“会社”ではなく、“自分”が握るようになってきた。
その感覚を得られただけでも、朝活には価値がある。
もしあなたが今、

変わりたい
と少しでも思っているなら──
その気持ちを信じて、明日の朝、たった5分でもいい。
机に向かってみてほしい。
きっと、“未来が動き出す音”が、聞こえてくるから。
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